成績を上げるコツ
勉強ゲームのメインは、国・数・英・理・社の5教科。
いわゆる「頭が良い」生徒ってのは、5教科すべて点数が高い。
「こっちは5教科どれも点数が低いのに…。」
そう思われた方のために、成績を上げるコツを1つ。
文字、文章に慣れましょう。
「読む」以前の問題
塾での指導をする中で、
「『成績が上がりやすい・上がりにくい』を分かつモノって何だろうな?」
というのは、よく思うことです。
いろいろ考えられるのですが、最近、あらためて実感したのが
「文章、もっと言うと、文字に慣れているかどうか」
ということ。
成績下位層は、まず間違いなく文字に慣れていない。
文章どころじゃない。
「文字」のレベルで慣れていないんです。
それもそのはず。
実生活で使ってないからです。
イマドキ、SNSでのコミュニケーションは、一言、二言の「ひらがな」のコメント、またはスタンプ・画像で済ますことができます。
そういう生活をしている生徒が、いざ勉強ゲームの文章を前にしたところで、何かできるとは思えません。
「文章を読む」以前に「文章を見る」段階でメンタルを持っていかれるのです。
文章を見て、瞬間的に
「うわっ、文字が3行以上ある。」
と思ったら、もうそこで精神的な体力は尽きます。
「解く」という行為にエネルギーを使えないのです。
単なる読書量ではない
今回の話は、世間で言われる
「読書量が多い人ほど成績が良い」
みたいな話ですが、少しズレます。
まず、自称「読書量が多い」人がどれだけ「読む」ことができているか、怪しいです。
本の場合、ページをめくりさえすれば、一応「読破した」と言えちゃいますからね。
もっと言うと、勉強ゲームで出てくる文章に近い雰囲気の読書ができているかどうか。
勉強ゲームをプレイする際に、文章を処理するのが気にならないレベルの読書ができていると、成績は上がりやすいです。
今まではダメだったと思ったのならば、まずは教科書の文章を声に出して言ってみることから始めましょう。
Good Luck!