失敗できる場所
前回は、こちら。
失敗できるように
前回も書きましたが、「好きなだけ失敗できる」って良いことなんですよ。やり方が適切でさえあれば、経験値がドンドンたまるから。
四字熟語で言えば「試行錯誤」です。これを繰り返すうちに、失敗の数は減っていき、成功の数は増えていきます。
なので、あなたがやるべきは、失敗できるように環境を整備することです。
失敗できる場所
人間、どうしたって失敗してしまう。では、「どこ」で失敗すれば、失敗時のダメージを抑えることができるのか?それを考えましょうね、ということ。
学校はどうでしょうか。
あなたがクラス内で良好な雰囲気を作れていれば、授業中に間違ってもダメージは少ない。しかし、そうでないならば、間違った時にクラスメイト数十人からの視線が痛い。恥ずかしい。
先生にもよるでしょう。あなたが間違えた時にフォローしてくださるのか、エグイ追及をしてくるのか。あなたのメンタルは先生の対応に左右されてしまいます。
ご自宅はどうでしょうか。
自室で自習ができているのならば、OKと考えてよいでしょうね。
しかし、親御さんが
「どうしてこんな問題で間違えるの!?」
などと言ってきたり、
兄弟姉妹が
「これ、解けないの?」
などと言ってきたら、心中穏やかではないでしょう。
失敗できる場所を確保しておくのは大事ですが、簡単ではないかもしれない。
「通塾」という選択肢
学校でも、ご自宅でも、思い切りよく失敗できないとなれば、「通塾」という選択肢を視野に入れてもよいでしょう。
塾、それも個別指導塾であれば、たとえあなたが失敗しても、その目撃者は数人です。しかも、そこまで密接な関係ではない人たちです。その塾に行かなくなれば、キレイさっぱり忘れることさえできる関係。
精神的ダメージは最小限に抑えられます。
しかも、講師が付くということは、リカバリーも(自分独りよりは)容易ということ。
失敗続きで自分だけではどうしようもない状況であろうと、講師と協同して事に当たれば突破口が見えてくるかもしれない。
最悪の場合、マジでどうしようもなくなったら、その塾を辞めて
「あの塾、クソだったわ!」
と叫び、切り捨てることで、あなたのメンタルは守られることでしょう。
通塾には、以上のような効用があります。また、家庭教師でも似たようなご利用が可能です。
あなたにとっての「失敗できる場所」が見つかると良いですね。
Good Luck!
次回は、こちら。