勉強という名のゲーム

「あんた、ゲームばっかりしてないで勉強しなさい!」

と、親御さんに言われた経験があるかもしれない。この場合、あなたの親御さんは「ゲーム」と「学校のお勉強」を別物とみなしている、と言える。

だが、本当にゲームと勉強は別物だろうか?

ゲームを「画面を見ながらピコピコ、バンバンする暇つぶし」と定義すれば、確かにゲームと勉強は別物だ。しかし、これはTVゲームやビデオゲームと呼ばれるものの定義と言った方が正確だ。

もっと広い範囲でのゲーム、広義のゲームには囲碁・将棋も入るし、バスケットボールも入る。格闘技すら入るかもしれない。

以下の3つの要素があれば、一般的に「ゲーム」と呼んで差し支えないだろう。

  • 目的、ゴール
  • 規則、ルール
  • 相手、立ちはだかるもの

さて、ここで「学校のお勉強」の出番だ。勉強には

  • 「テストで△△点を取る!」とか「志望校に合格するぞ!」といった目標
  • 計算や用語といった捻じ曲げられないもの
  • 試験時間、問題の問われ方

などが存在する。つまり、勉強はゲームと呼べるシロモノなのだ。

なぜ私は、こんな言葉遊びめいた文章を書いたのか?

それは、あなたに少しでもラクに楽しく勉強してもらいたいからだ。勉強をゲーム化するという考え・発想が頭の中に生まれれば、勉強が「周りの人にヤイヤイ言われながらイヤイヤやらされるもの」から、ほんの少しだけでもラクで楽しいものになる。

どうせやるなら、ラクで楽しい方が良い。

そうは思いませんか?